2015-07-10 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第27号
○真島委員 業者青年の皆さんの具体的な要望についてお聞きしていきたいと思うんですけれども、京都の牛乳販売業者さんなんですけれども、五年前にお父様が急逝されまして、娘さんが事業を承継しました。彼女は当時大学三年生で、一般企業への就職が内定していたんですね。この内定式の前日まで悩んだそうなんですけれども、結局、家業を継ぐことにしたそうです。
○真島委員 業者青年の皆さんの具体的な要望についてお聞きしていきたいと思うんですけれども、京都の牛乳販売業者さんなんですけれども、五年前にお父様が急逝されまして、娘さんが事業を承継しました。彼女は当時大学三年生で、一般企業への就職が内定していたんですね。この内定式の前日まで悩んだそうなんですけれども、結局、家業を継ぐことにしたそうです。
○渡辺孝男君 今回のことで一番大きな打撃を受けたのは雪印関連の牛乳販売店の経営状況ではないかと思うんですが、その後回復に向かっているのかどうか、現状についてお伺いしたいと思います。
さらに、弊社の商品を御愛顧いただいてきましたお客様、長年にわたり弊社の牛乳販売に御尽力をいただいている販売店主の皆様、さらにお取引をいただいています皆様方、原料の供給を担っていただいています酪農家の皆様方、株主の皆様及び御指導をいただいております関係当局の皆様初め多くの方々に多大な御迷惑と御心配をおかけしておりますことを心よりおわび申し上げます。
○西参考人 御指摘のとおり、牛乳販売店、先ほど御説明しましたが、三千二百四十店というのは私どもの経営上の大切な基盤でございます。したがって、今回の事故そのものによる牛乳の買い控えとか、あるいは弊社の操業停止による商品の供給の休止期間に多くの販売店様に、あるいはお客様を失う結果になりました。
次に、今回の事故により、関係する牛乳販売店が消費者から商品を断られたり取扱量が減少するなどの事態が起きており、現在雪印乳業や販売店の団体が他社製品の代替供給などの対応を進めております。引き続き、販売店への影響を見きわめつつ、乳業者間での協議、協力体制の構築が図られるよう指導してまいる所存であります。 さらに、今回の問題が牛乳・乳製品への消費者の不信感を招いたことは遺憾であります。
こういう背景の中で、必ずしも雪印の販売店に限りませんけれども、いろんなところからそういう御相談があるかということで、七月の十七日でございますが、都道府県の牛乳販売店の組織で社団法人全国牛乳流通改善協会というところがございまして、ここに雪印の販売店対策を対象にして対策本部が設置されておりまして、いろんな相談窓口的な機能もそこで担うということになっておりますので、そこで御相談をされたらよかろうかと思います
今回の雪印の食中毒事件は、被害に遭われた消費者の方々のみならず、乳業界、酪農経営に携わる農家の方々、牛乳販売店の方々など、多方面に影響を及ぼす重大かつ深刻な問題と認識しております。早急に事態の収拾を図り、国民の皆さんに安心して牛乳、乳製品を食していただき、また、酪農家の皆さんには安心して経営をしていただくことが大切だと考えております。
そこのところの議論をきちんと仕分けしながら、いずれにしても、消費者の皆様方に安全なものを提供する、そしてまた生産者の方に御迷惑がかからない、そして牛乳販売店の方に御迷惑をかけない、この三つのことを実現するのが私どもの責任であると認識をしておる次第でございます。
先ほどから多くの方々から議論がございましたけれども、牛乳販売店の人たちが今困っているわけですから、そこにどのような支援策をしていくのかも含めて、農林水産行政の今後の展開に混乱のないように、そして、生産者が本当に、こんなことになってということを言われないように、きちっとした体制をつくっていただきたい。このことを最後に要望申し上げまして、質問を終わらせていただきたいと思います。
その調査の中でいろいろお話を聞きますと、例えば平成七年度の生乳生産原価、牛乳販売量三百四十トンで一キロ当たり生産原価七十七円五十銭、そして総収入二千六百三十五万円、そしてそれぞれの項目を差し引いていって家族労働費は六百十一万三千円になっております。
それから、計画を策定しました都道府県で案出荷施設をつくります場合のいろいろな融資とかの支援、これは公庫融資の中にもございますけれども、そういう支援、それから牛乳販売店の団体によります共同の仕入れとか共同の配送、こういったものを推進するためのビジョンの策定とかを指導しておりまして、これに対しまして所要の助成措置を講じているところでございます。
また、畜産物の需給の円滑な調整と流通消費の改善を図る観点から、畜産総合対策において、肉畜鶏卵の生産出荷調整、小売店における食肉の適正表示販売の指導、生乳需給調整及び生乳計画生産の推進指導、牛乳販売店の経営合理化指導等の事業に助成いたしました。
また、畜産物の需給の円滑な調整と流通消費の改善を図る観点から、畜産総合対策において、肉畜鶏卵の生産出荷調整、小売店における食肉の適正表示販売の指導、生乳需給調整及び生乳計画生産の推進指導、牛乳販売店の経営指導等の事業に助成いたしました。
そこで牛乳販売店の問題なんですが、牛乳販売業界は、キャプテンシステムの進展など高度情報化の動きに対応して、牛乳の宅配について新しいシステムを検討しなければならない課題に直面しております。しかし、大スーパーによる不当廉売あるいは牛乳メーカーの差別対価などで経営基盤を揺るがされている、将来に向けての課題の検討も思うままには任せない事態になっておる。
○市川正一君 そうしますと、不当廉売でないということを認定して措置をとらないというふうに回答したというんですけども、じゃなぜその牛乳販売業者の仕入れ価格より安い価格で販売できるのかということはお調べになったんですか。
農林水産省におきましても、額は少ないわけでございますが、予算をいろいろとりまして、例えば地域ぐるみで牛乳販売店が相談しまして牛乳販売店の将来像あるいはその地域におけるこれからの販売をどういうふうにしていくかというふうなビジョンをつくっていく、またそういったものに基づいて指導していくというふうなことを今やっておるわけであります。これからもそういう考えで指導してまいりたいと思っております。
さらに、要望として、牛乳販売店における併売の意向が出されているわけでございますけれども、その実施の可能性につきましてはどうお考えになっているのか、お答えいただきたいと思います。
そうしてその後、四国地区の牛乳販売メーカーの独禁法違反の排除勧告を受けた問題を例に挙げてお述べになったようであります。次いで、現行の独禁法は、協調を美徳とする日本社会の体質に合わない、憲法と同じでタブー視する声があるが、運用の緩和はもちろん、景気浮揚の面からも法律改正すべきだと述べたと報ぜられております。
最後に、通産大臣にお伺いいたしますが、お聞きのように、牛乳販売店の経営は大変な危機に直面しておるわけです。飲用乳は年間約四百万トン、総売上高、末端価格で約一兆円ですね。ですから相当大きな分野であるわけです。国民生活にとっても、日本の経済にとっても、大事な分野であると思うわけです。
中小企業庁にお伺いいたしますが、お聞きのように、牛乳販売店は三大メーカーの管理価格と大スーパーなどの資金力や販売力を背景とした強引な商法のもとでいま深刻な事態にあるわけです。お聞きしますと、昨年の十二月とことしの一月に中小企業庁の組織課長さんや下請企業課長さんが全乳連や東乳商の幹部を呼ばれていろいろと実情をお聞きになったそうですね。
こうした危機の大きな原因の一つが、大手スーパーなどが牛乳を目玉商品にして扱う、これに牛乳販売店が太刀打ちできない、公正な競争にたえることができないというところにあることも周知の事実であります。
その切実なやはり牛乳販売店の人たちの立場に立ってみなさいな。 私、ここに一冊のノートを持ってきたんですが、これは後で御紹介したいと思うんですが、私、これを機会に公取が従来のようなやり方、いわば申告を受けたものを、それを一部は調査に出かける、あるいは電話で指導するというようなやり方では結局効果は上がらぬというのが長い経過でしょう。
しかし、きょうはその議論をやる余裕がありませんから、火急の具体的問題に限って質問をしたいんですが、大阪では牛乳販売店の人々がみずからスーパーの不当廉売の実態を調べて、公正取引委員会の大阪事務所に申告の活動を進めているんです。その件数は、ことしの五月から九月の五カ月間で二万件以上になっているんです。これに対して公取からは納得できる回答が来ていない、こういうふうに私、報告を受けております。
時間が参りましたので、簡潔に進めたいと思うんでありますが、引き続いて私、スーパーがいわゆる客寄せのため牛乳をおとり商品にする不当廉売で苦しめられているところの牛乳販売店の問題、これは本委員会でも私かつて取り上げたんでありますが、問題が一層深刻化しているという状況のもとでお伺いしたいのであります。
○犬伏政府委員 牛乳販売の小売店の中で宅配を行っておるお店が消費者に対する牛乳の供給のパイプとして大きな役割りを持っておる、今後もそうした役割りを期待したいということを私どもとしては考えておるわけでございます。
ところが、生産過剰だとかあるいは消費の伸び悩みだとかで宅配を主とする牛乳販売店の経営危機というものがいま非常に深刻になり、酪農民へのしわ寄せというようなことも出てきております。こういった事態の中で政府は、これは農林省にお伺いをいたしたいと思いますけれども、牛乳の生産、流通、消費の三つの段階全体を通してこのままの状態でよろしいというふうに感じていらっしゃるのかどうか。